人生で長年の懸案だったバイク。
これまで何度か乗ろうと思い立ってはあきらめてきてたけど、「もう今乗らないとあと10年もして本当に老人になったら物理的に乗れなくなる」という脅威をひしひしと感じて来たのと、「バイクは転倒時のケガがヤバいからダメ」と言っていた奥さん(看護師資格持ち)が「3輪ならリスクが低減されるから良いよ」(訳:トリシティなら乗っても良いよ)と容認姿勢を示したこともあって、ついに一念発起して小型二輪の免許を取得すべく教習所へ通い始めた。
実は今回も費用やバイクを買った場合の置き場所の問題とかも判明してまた先送りになりそうになったんだけど、友人からの「免許だけはとっておいたほうが良いぞ…」という助言を受けて大変納得したので行動に移した次第。こういう何気ない友人の一言ってのは結構大事だったりすることがあるんだよね。うん。
ということで、小型二輪AT限定のコースで教習所に入所手続きを実施。
まぁ高速走るような長距離移動なら車で出かけるし、これから身体機能は落ちる一方なのでATの方が自分も社会も安全だろうという判断と、乗ろうと思ってるのが全部AT(トリシティはもちろん、クロスカブとかもAT扱い、おそらく今後シフトしていくEVバイクもATだろう…)なので講習期間も費用も最短のやつで良かろうという判断で。
それでもし将来MTや中型大型に乗りたくなってしまったら都度限定解除していけばよかろうと。そこで身体能力が落ちて免許取れないようなら逆に乗っちゃダメだろうということで。
で、普通免許持ちで学科は免除されるので事実上8時間の教習と検定を受ければよいので最短2日で取れるって話をネットで見ていたんだけど、実際は教習所が結構混んでて(夏休み前後と春休み前後がピークだそうです)仕事が休みの土日に限定しちゃうと数週間に一回しか予約が取れず、事実上2,3カ月かけて取得することになる見込み。
ちなみに急いで取りたい事情があるようであればキャンセル待ちしたり会社半休して平日に通えるようなら2週間くらいで取れそうです。まぁ規定で合格すれば、ですが。
と言う事で実車教習1回、シミュレータ講習1回と2時間分受講。
実車は「昔50ccのスクーターに乗ったことあります」って申告したら「じゃぁ大丈夫ですね、一通り行きましょう」ということでスクーターの操作説明は省略になり、早々にプロテクタを装着して四半世紀ぶりにバイクのエンジンをかけることに。
25年ぶりだったけどキーやエンジンスターターやウインカーのスイッチ類は昔と変わらず、スタンドの構造も変わらずで特に迷わずスタート。
乗車も案外身体が覚えているようで坂道クランクS字一本橋と一応一通り走れて、一度感覚を知ってしまえば期間が空いても案外何とかなるもんだなと思いました。
ただ一本橋は4回中2回落ちたので帰宅後にYOUTUBEで講習動画を視聴して勉強。ああ、落ちた原因は「視点を目先に落としてしまって、更に減速し過ぎでバランス崩してる」ってヤツで間違いないですね。通過できた時は先行車が渡り終えるのを見て追うように走っていたので、視点を先に置くようにすれば多分大丈夫だろう。
と、そういう意味ではインターネット黎明期で動画配信なんて存在しなかった平成元年の自動車教習の時と比べると格段に学習の機会は広がっているなぁと実感しますねぇ。昔は教本を読んで頭で理解してから実際に試すしかなかったもんなぁ…
と言う事で、続きは卒業できたら追記予定で。