代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

失敗を元に学習メモ

今日はスタジオ撮影会に参加してみました。といってもエロいのじゃないですよ(爆
いや、ある意味ではエロいかもしれませんが(爆4
今回はいろんなセットのあるスタジオで、面白かったのですが、背景が濃かったのでモデルさん(というか衣装)と合わせるのが困難だっかかもしれません。
で、全体的に暗いスタジオ(窓が無い&暗い照明)だったので、早速先日購入したストロボ大活躍だったわけですが、後で確認してみたら殆ど失敗してました。
主に手ブレとピンボケかなぁ・・・スローシャッター切ったものは殆どがシャッター速度1/8とか1/4とかだったので三脚無しでは如何ともしがたく、手ブレが多くてダメだった。でまた三脚もスレーブストロボを載せるため(本来はビデオ用)の華奢なものしか無くて、実質D1を載せるのは無理。
また、スローシャッターを切るにしても暗いのでカメラのAFが正確なピントに落ち着かないというのもあり、こちらはピンボケに。
暗いので絞りが開放気味になり、被写界深度が浅くなるから尚更ピンボケしやすい。その点、コンパクトデジカメはパンフォーカスに近いから失敗は少ないのでしょうね。手ブレ補正が付いてるのもあるし。次回は予備的に手ブレ補正機能が強力なデジカムの写真モードを使ってみようかと思いました。特に暗い場所では。
でもまぁ、それでも以前の比較的暗いスタジオでの撮影会の時よりはかなりマシ(成功率3倍程度)だったので、ストロボの機能と僅かにノウハウが身についた効果はそれなりにあったらしい。
ちなみにノウハウと言っても端的には測光モードを一点測定にしてAEロックを使うだけなのだが、これでかなりの改善になった。下手に3Dマルチ測光を使うと背景に引きずられて被写体が綺麗に写らないというのが今までの失敗の最大の理由だったのだな。
後はいろいろ試してみて綺麗に撮れる感覚を身に着けないとイカンのでしょう。練習が必要だ。
■スレーブのストロボを持っていったのですが、これが軒並み失敗
どうしてうまく撮れなかったのかが理解できず、帰宅してから自室(照明暗い部屋(笑))でいろいろとテストをしてみた結果、失敗の理由が判明。
まず、第一には新しいストロボは本発光の直前の瞬間にプレ発光を行って明るさを検出してから本発光と共にシャッターが切れるという事だ。そしてスレーブストロボはこのプレ発光に反応して光ってしまい、シャッターが切れる時点では既に発光が終わっているのでありました。
なんかシャッター切った時に、ファインダーから光ってるのが見えるような気がしていたのですが、要するにシャッターが切れる前にスレーブが発光してしまっていたのですな。加えて更に悪いことにはプレ発光の時点でスレーブが光るため、カメラのセンサーがスレーブの発光を検出して「明るい」と誤認してしまい、スレーブも含めた状態で綺麗に撮れるように調整されてしまうらしいのであります。従って、本発光時点ではスレーブが光らない分、全体が暗く写ってしまうということだったようで。
解決策は2つ。1つは「プレ発光対応のスレーブストロボ」を使うこと。これは以前ネタ的なアイテムとして購入した単体スレーブストロボが対応しているのでこれを使えばOKだ。そしてもう1つは新しいストロボをマニュアルモードで使い、プレ発光をしないようにすること。ただし、当然自動調整をしてくれないので自分で明るさをコントロールする必要があり、何度か撮影して調整(もしくは綺麗に撮れる明るさの感覚を身に着けて自分で設定)してやる必要がある。時間が無い場合やシャッターチャンスが少ない場合はちょっと賭けになる。そのかわり、以前使っていたストロボ(プレ発光非対応だが明るい)をきちんとスレーブとして使う事ができる。
だが、実はコレだけでは問題を完全には解決できない。
実験の結果、スレーブストロボをプレ発光モードにした場合でも、距離がある場合(光が届き難い場合)、スレーブ側でプレ発光を検出できないケースが発生するようなのである。1m程度はなんとかなるが、2,3m離れるとプレ発光の検出に失敗するケースがあるようだ。
となると、やはり最終的にスレーブを最大限活用するためにはマニュアル発光で自分で調整してやるしかないという結論に至るわけであるな。
逆に言えば、スレーブを使わずに素直に新しいストロボの自動調整を利用すればOKという事でもある。まぁここは状況によって使い分けるのが良いだろう。本格的に撮るならちゃんとした照明を使えばいいわけだ。高いしがさばるから個人で保有するのはどうかと思うがな。
■スローシャッター環境
これはある意味どうしようもない。人間(しかも比較的安定が悪い私)が手に持って撮るにはやはり焦点距離の逆数のシャッター速度が無いと手ブレが発生してしまう。解決策としては手ブレ補正機能付きの明るいレンズ(ただし高額)を購入するか、それでも限度があるわけなので、これは諦めて三脚を使うしかないという結論。先日某氏が使用していた自在グリップが非常に良かったので私も導入したい。あとD1とレンズの重量を十分に保持できる強度のある三脚。これが必須。
■暗い環境下でのピント合わせ
この問題についてもどうしようもない。そもそも暗くてピントが合ってるのかどうかが見分けなれないような状況ではカメラのAF機能に任せるしかないわけで。さもなくば目を鍛える(?)か、高額だけど明るいレンズを使うかという事になるか。どちらにしてもカメラのフォーカスモードは中央焦点にしておく方が無難。中央焦点でシャッター半押し状態でAF/AEロックし、画角を合わせてシャッターを切る。これが基本だろう。と思う。
というわけで、ストロボ撮影のテクニックは奥が深いものがあるらしい。
そして、暗い場所で背景を生かした写真を撮ろうと思ったら、やはり三脚を使わないと厳しいという事のようだ。
やはり練習が必要だな。こういう場合、デジタルだと失敗してもコストが掛からず、とても助かる。フィルムカメラでやったら大変な労力と支出と環境負荷だと思うのでありました。
つーわけで、練習はもちろんだが、月給が入ったら三脚と雲台と自在グリップ、クイックシューを買ってこようと思った。
ちなみに航空撮影はこれらの設備は殆ど使わないという話はある。屋外で飛行機撮るのにストロボは使わないからね(笑
この場合は明るいレンズ、手ブレ補正レンズ、ってのが主眼になるかなぁ。高いけど。
以上、撮影会結果メモでありました。
努力、改善、コストダウン(謎