で、地下鉄の駅に向かう途中で携帯電話屋(香港は携帯屋がやたらと多い)に寄り道して現地の電話を見物。日本と違ってコンパクトなモデルやデザインの洗練されたモデルがたくさん売ってました。ちょっと良いなぁと思いつつ眺めていたのですが、日本では使用不可能って事で断念しておるところであります。カッコいい携帯、結構あるんだけどなぁ。うーん。
その後、地下鉄の上環駅に到着って事で、今度は地下鉄に乗って再び九龍へ戻ります。今度は海の地下をパスって事で。
で。やってきたのが深水歩(シャムスイポ)という町。
ここ、要するに秋葉原であります。
これがまた露店やら商店やらで電気品関係のお店がもうこれでもかと言わんばかりにグチャグチャに出店しておりまして、香港映画で見る下町の雑踏そのままという感じでした。
どう見てもラジオ会館にしか見えないし中もまんまそんな感じのビルに入って見たり、同行者が携帯マニアなので自分も一緒に現地の携帯ショップを見て回ったり、雑品が並ぶ店を見ながらダラダラと露店ショッピングでありました。いやぁなんだか懐かしい感じがしました。昔の秋葉の雰囲気に似ていたかもしれません。
その露店の片隅に漫画本を積み上げて売ってるお姉ちゃんが居りまして、中国語バージョンのコミックなんか売ってたものだからとりあえず適当に2冊ほど購入。片言の英語で無事購入完了でありまして、最後に広東語で「ありがとう」と言ったら一瞬びっくりしたような目で私を見てからニッコリと笑って「ありがとう」とやはり広東語で答えてくれました。こういうちょっとしたコミュニケーションが実に海外の楽しみだと思うのであります。
そんなこんなで暫く香港の秋葉原をうろついてから今度は旺角(モンコック)という繁華街に携帯屋を探しに行くって話しで地下鉄で移動。やはり町をブラブラと。
必要な用事を済ませ、もう一度「深水歩」に戻って更に携帯屋めぐり。自分も適当に周辺の店を見て回りつつ、途中で後発の3名と現地合流するという事で。
かつて沖縄の下地島で会した4人が香港の秋葉原で合流という恐るべき展開であります。世の中何がどう繋がるか解かったものではありません。その他2名は初めてお会いする方でしたが、やはり近い何かを感じずには居られないのでありました。
そしてそのまま日が暮れるまで携帯屋を散策。
ある人は携帯を買い、ある人はオプションを買い、いろいろと。
現地では英語でなんとか会話が可能という事で、お互い片言の英語でショッピングでありました。これもまた楽しみというものでありましょう。