一昨日、祖母が他界した。今日は通夜、明日は告別式。会社は忌服休です。
そんな事で、ふと気が付けば自分もすっかりいい歳になったんだなぁという、最近あえて考えないようにしておった事を鮮明に自覚しておるわけです。
両親もいい歳だし、これを機にそろそろ将来的な展望設計を見直さんといかんなぁと、こう思い至りました。
なにせ今までの設計では「生涯独身、子供無し養育費不要、趣味を愉しみながら小さな一戸建てを建てて住み、ラストは家を売却した資金で養護ホーム住まい。程々に資金が尽きたら安楽死。葬儀省略、墓無し、散骨で完了。」という実にドライな人生後半計画を立案しておったわけです。
しかるに、人生解らんもので、コレが想定外に結婚してそこそこのお家賃のマンションを借りて生活している現状にあるわけですから、これは当初計画からして大規模な方針修正が必要になるわけですよ。
結婚式とその後一年間は何かと物入りだろうと言うことで貯蓄を停止して生活しておりましたが、一年が経過したので給料からの天引き貯蓄設定を復帰したりしたわけです。
ですが、もちろんそれだけでは駄目です。将来展望を修正して、それに対応する予算の中長期計画を再考しなくてはいけません。
で、ざっくりと人生設計の見直しをかけて、年間に必要な定常支出と、年収、税金、年間貯蓄金額のバランスポイントをEXCELで分析、グラフも眺めつつ算出した結果、月額のお小遣いを現状の1/3にしなければ最低限目標とする貯蓄計画が成立しない事が判明しました。
これは一大事ですなぁ・・・とは言え、昨年で家電、家具類一式整備とカメラやPCの更新等、でかい更新は一通り完了したかなと、こう分析すると、今後は無駄遣いを(かなり)削減すれば、なんとかギリギリ計画を遂行できるのではないかと、こう考え至っております。
まぁ、計画ってものは「できるかどうかというちょい高めの線を狙う」のが努力目標的に有効だと申しますし(謎)
と言うことで、買い物も減るし、旅行も減りそうです。フライトも当初予定の半分くらいになりそうですなぁ・・・本気で陸マイル貯めないと下地島に行けなくなりそうだ(爆)
しかしやはり大きく影響しているのは家賃ですな。当初予定の娯楽費が7割がた家賃に流れている現状だ。
でも借金を背負わなくて済むのと、少なくとも数年以内に絶対に転勤する事が解っている転勤族の自分としては、『いつでも移転できるという状況に無ければならない』という課題もあったりするわけです。
ああ、近い転勤を考えると、荷物ももっともっと減らしていかないとイカンよなぁと、こちらも再認識だな。
と言うことで、「余計な物は買わない」「要るか要らないか悩んだ物は容赦なく捨てる」「金のかからない(もしくは投資を回収する)趣味の比率を上げる」「普段の食費を激減させる(たまの贅沢は可)」という方針で、当面を進めて行きたいと思います。
とりあえず300円のチョコを買うのやめて、100円菓子のチョコを食べるようにしよう。缶コーヒーも控えて会社の給湯器を使おう・・・
亡くなった祖母は凄く生活を切り詰める人だったんだよなぁ・・・うん。少し泣く。