さて。
FS2004とFSXでマルチプレイをしようとする場合、どうやらそのまま、アドホック的には出来ないらしい。
というのも、FS2004のホストプログラムとFSXのホストプログラムが違うらしいのでありますな。ちなみに「らしい」というのは確証が無いから(ぉ
何にしても、どちらかのFSをホストとして起動して参加待ちの状態にしてみても、相手側からそのセッションを見つけることができないようなのです。FSXのホストはFS2004から見えないし、その逆も見えないというわけ。
とはいえ、オンラインではFSXユーザーもFS2004ユーザーも一緒に飛んでいる。となると何か別の手段が・・・って、そもそもオンラインでは外部サーバーを介して繋ぐんじゃないの?という事に気が付きました。(まぁ当然だな
そこでまずはオンラインでお世話になっている「OnlineFlightCenter」に繋いでみた。すると「FSXで繋ぐには、OnlineサーバーのFSX用クライアントソフトが必要」という事らしく、それをネットで探して入れてみた。
で、繋いで見たところ、無事繋がりました。
もちろんFS2004の方も普通に繋がり、やっとそれぞれの機体を見ることができたという次第。
ということで、オンラインのサーバーを介する事で、自宅の2つのフライトシムを繋いで飛ぶことが出来ました。
と、言うことはです。自宅で両方のFSをマルチプレイで繋ごうとすると、サーバーソフトが必要だということであり、これを自分のPCで走らせて、そこにそれぞれのFSを接続すればOKだろうと、こう考え至るわけです。
そこでFSのサーバソフト「FShost」を調べてみたところ、これがどうやら「ポストカードウェア」と言う事らしい。
英文の説明を読むと「ポストカードを送ってくれる事がこのソフトを使用する対価です」と書かれている。つまり、「ハガキを送ってくれたらフリーで使っていいよ!」という事のようであります。
ちなみに「ハガキが届くのが楽しみで、届いたハガキを友人に見せて「ボクのソフトを使ってる人がこんなに居るんだよ」と話すのがとてもクールなんだ」との事です。
なるほど、解る気がしますが、Eメールじゃなくてハガキである必要があるのね。開発者はアメリカ人なので日本からだとエアメールで送れという事になりますなぁ・・・うーん。
と言う事ですが、そもそも自宅のマシンで動くかも解らないのでとりあえず入れて動かしてみた。
そしたらサブマシンからサーバーは見えて繋がり、FSNavからも見えて繋がったのですが、FSNavと同じメインマシンで動かしているFS2004からはLocalhostのサーバーが見えなかった。どうやらそういう仕様らしい。
かくして、別のマシンでサーバーを走らせて、そこにメインとサブのマシンから繋いでやれば、自宅のFSXとFS2004でマルチプレイが実現できそうだ・・・という結論に至りました。
至ったわけですが。
まぁ、『サーバーを立ててまで自宅内で1人マルチプレイをする必要もあるまい』と言う事で、サーバー導入はやめることにしました。
で、サーバーを停止したら「ポストカードを送ってくださいメッセージ」が出たので、いつもの癖で「以後表示しない」にチェックを入れてOKをクリックしたところ、これがちゃんと『ひどいよ!送ってくれないなんて!』みたいなメッセージが出た!!
徹底してるなぁと思いましたねぇ、よほどハガキが届くのを楽しみにしてソフトを開発しているのでしょうな。「ハガキが来ると、大変な苦労をしても報われた気持ちになるんだ」って書いてあったし。
と言う事で、いずれ、サーバーソフトかFSX用のクライアントソフトを常用する時が来たら、下地島で撮った写真あたりを印刷してエアメールで送ってあげようかと思います(笑)
いやぁ、「Eメール」じゃなくて「ハガキ」だって事がこだわりなんだねぇ・・・ちょっとアマチュア無線のQSLカード(交信証)を思い出しましたよ。彼、もしくはメールウェアの発案者はアマチュア無線家だったのかもしれませんねぇ:-)
あ、それからまた話が変わりますが、FSXのデフォルト機体はFS2004に比べてだいぶ良く出来ています。操作できるスイッチも大変多くなっていて良好です。
が、当然ですが日本の航空機のテクスチャは入っていません。
そこで、FS2004でも大変お世話になっているこちらのページ http://exe.vis.ne.jp/index2.html からテクスチャをダウンロードして組み込んでみました。これでJALやANA、SKYなんかでフライトが出来ます。大変ありがたいことです。
機体リペイントの追加の手順は前述のページにわかりやすい説明があるのでそちらを参照すると良いと思います。
それと、FSXはFS2004と機体データの保管場所が異なってました。以前はフライトシムのフォルダ内にAIRCRAFTというフォルダがあってその中に入ってましたが、FSXではシムのフォルダの中にSimObjectというフォルダがあって、その中にAirplanesとかRotorcraftというフォルダがあって、その中に機体データが入ってますのでデータの追加や変更をする方はご注意を。
と言う事で、機体を追加する場合はこのフォルダにデータをコピーする事になりますが、やはり機体データの形式が少し異なっているようで、FS2004のデータをそのまま使うのは無理のようですね。上位互換くらいだったら良かったんですがねぇ。そこは残念ポイントでした。