代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

電子ペーパー

と言う事で、今日はKOBOを持ち歩いてみた。
結果、Kindle3の方が扱い易いなあと言う結論に至りました。
Kindleは本体の薄さと、端の方がより薄くなるデザインが持ちやすく疲れにくいと感じますね。その点KOBOはエッジが手に当たるので長時間持つのは痛いかもしれません。
そして、画面をタッチするよりサイドのページ送りボタンを押し込む方がページを送りやすいのも実感。
電子ペーパー画面は指紋が付きにくくて、触ってもさほど画面が汚れるストレスは無いものの、「指をずらして画面をタッチする」のが「サイドボタンを押し込む」より面倒なのですな。
タッチセンサーの感度の問題もあるかもしれないけど、不用意にページが変わったり、タッチしてるのにページが変わらないとかで、少々ストレスを感じます。その点、スイッチは操作が確実に反映されるので安心感がありますね。
と言う事でしたが。
でも、KOBOを使って思ったのは、やはり『操作画面が日本語で、日本語の書籍が買えるのはダントツでありがたい』と言うことですかね。
文字サイズの調整も細かくできるし、メニューも見やすい。ソフト的にはこちらに軍配があがる感じかもしれない。まぁ後発で日本語対応しているモノだから、そこは優位かもしれませんが。
ああ、でもページ進捗表示はKindleの方がわかりやすい気も・・・って、これは書籍データの出来にも左右されるかも知れませんが。
まぁ、とりあえず、KOBOは何かブックカバー的なものをつけた方が良さそうですね。小さく、持ち手のスペースが少ないので、ちょっと手を滑らせて落としそうな怖さも感じます。
その点、Kindleは薄いものの、しっかり保持できる感触で、安定感があると思います。

あ、そうそう、KOBOでも手持ちのpdfファイルをマイクロSDカードに入れて差し込んだら認識してくれました。Kindle用に生成したPDFファイルもスッキリ綺麗に読めるので、これまでのPDF資産も活用できて良好かなと思います。
ただし、調子に乗ってたくさんのファイルを入れると、目的の文書を呼び出すのが面倒になるので、通常は適宜読むデータを20冊以下くらい入れておくのが良いかなあと思います。
うーむ、しかしこうなると・・・アップデートでKindleの日本語化パッチとか出ないかなあ。読む分には便利なのがまた惜しいのですKindle。これで日本語の電子書籍がアマゾンでバンバン売られたら・・・恐ろしいですね。itunesで楽曲をチョイチョイと買ってしまうように、書籍データもチョイチョイと買ってしまいそうで恐ろしい事です。気軽になり過ぎる恐怖を感じます(苦笑)
ともあれ、楽天はせっかく日本では一歩先んじることができたわけで、ここで一気に差をつけないとイカンでしょうねぇ。
そして、著作権保護とかをあんまりガチガチにやって利便性を損ねてしまう(例えば購入したデータは他のデバイス、PCやiPadでは読めない等)ようだと、またアマゾンの利便性にゴッソリ持っていかれるかもしれません。
ぜひ電子書籍が気軽に、便利に、正しく買える仕組みに成るように頑張って頂きたい。うむ。
にしてもだ。
やっぱり青空文庫のフリー書籍を読むなら、青空キンドルさんのPDF変換が最高に読みやすくて良いですね。
http://a2k.aill.org/
坂口安吾の明治開化安吾捕物シリーズは青空文庫に載っているのでフリーで読めるわけですが、やはり最適化されたPDFファイルは読みやすい。しかもこのPDFファイルはKOBOでも大変綺麗に読めると言う・・・
となると、やはり青空文庫読むならKindleで、GA文庫マガジンを85円で買って読むならKOBOで決まりと、そんな感じかもしれません。
ああ、でも「じょしらく」はちょっと読みたい。KOBOストアで525円。書籍で買うと700円。やはりちょっと安いですかね、電子書籍。うむ。