代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

そういえば食生活

家の飯がマズイみたいな話が流れてきて、ふと自分の食生活を振り返ってみたのでメモしておくことにする。
最初に「このご時世、外食でも総菜でも高額から廉価まで選択肢は沢山あるし、そんなに自宅で料理する必要があるものか?」と安易に思ってしまったのは、自分に子供が居ないからなんだな。量を作る必要があるんだ、一般家庭の皆様は。
しかも外食でも旅行でも費用が倍掛けになると考えると家で作るの必須だよなと理解するところ。
実家は3兄弟だったので、今考えると母の切り盛りはかなり上手くやっていたんだなと感心するところだ。
また後から聞いたところでは母は若い頃にクッキングスクールにも通っていたことがあったそうで、独特の白い麻婆豆腐から煮物、焼物、スープ類や自家製のクリームコロッケまで幅広いレパートリーがあったし、どれも美味しかった。
まぁもともと学校の給食を始め、インスタントラーメンや駅そば屋でも何でも、まぁ何を食べても美味いと思っていたので、好き嫌いは一部ある(むしろ高級食材と呼ばれるモノ、例えば大学の卒業パーティーで初めて食べたフォアグラのテリーヌとかキャビアとかの方が口に合わなかった傾向がある…)にしろ、マズイ飯というのを食べた記憶がほとんどないという実にQOLの高い舌を持っているわけなんですが。
で、学生時代くらいに飯を食べる速さが他人に比べてかなり遅いことが自覚できてきてからはあんまり人と一緒に食事をすることも無くなってきた。とにかく人を回転させたい店の空気と友人とは言え食後に人を待たせてしまう事がストレスで、一人でゆっくり飯を食うというスタイルにシフトしていき、昼食もパンを買って食べるのが定番になっていき、こちらも普通に日々不満無く、美味しくいただいておりました。
そんな感じなので、独身時代は収入もそれほど余力が無かったのと、一人で飲食店に行って飯を食うのも微妙に面倒で、だいたい近場のスーパーで総菜や乾麺やちょっとした食材を買ってきては手抜き料理を自室でのんびり食べるという食生活だった。
とにかく初任給で最初に電気炊飯器と米を買って、特売でシーチキンの缶詰をまとめ買いしておいて醤油をかけてご飯と一緒に食べるとか、各種レトルトカレーとか牛丼とか、納豆、海苔、後は総菜コーナーでコロッケとか鶏からとか、たまに贅沢して刺身を買ったり、肉を買ってきて茹でてしゃぶしゃぶ風に食べる事が多かったかな。焼肉は部屋でやると脂が飛ぶし洗い物も後片付けも面倒だったので案外やってない。焼肉食べたいときは茹でた肉を焼肉のたれに漬けて食べてた。これでも概ね焼肉食べた気分は十分だったので。
他には乾麺を茹でて食べる、パスタもかなり食べてたと思う。ミートソースの缶詰も部屋に積んであった記憶がある。あと電気鍋を買ってからは鍋物もよく食べた気がするなぁ…
この傾向は地方勤務から東京勤務に転勤になって墨田区に住んでいた時も変わらなかった。それでも飲食店の数が劇的に多いのでアキバに買物に出て外食して帰ってくるというケースもまぁ増えていたように思う。まぁそれでも牛丼屋か天丼屋かカレー屋がほとんどだった気はする…そういえば意外とラーメン屋って行ってない気がするな…多分食べるのが遅いので、特に客の回転のプレッシャーが強いラーメン屋は忌避していたのかもしれないな。
で、結婚してからはどうかと言うと、僕も妻も作ればそれなりに自己満足できるくらいには美味しく調理できるんだけど、双方仕事で疲れ切って帰ってくるのでお互いにめんどうだから外食か総菜かコンビニ飯でいいよね…って生活が続いていた。
独身時代は手抜き飯で済ませていたところだけど、さすがに妻にシーチキン醤油掛け味付け海苔巻きご飯を食べさせるのはあんまりだと思ってしまって、結果外食が多めになっていた気がする。
それも年齢が上がって給料も徐々に増えてきた事もあり、外食に出る頻度が増えてきて、エンゲル係数は結構な比率になったけど、車も買い替えず、養育費がかかるわけでもない2人暮らしで、そもそもたまに意を決して贅沢する時以外は高級な料理店に行くわけでもなく、まぁたかが知れていた感じだろうか。
という事で末期は外食産業のお世話になりまくっていたのですが、単身赴任以降は完全にお互い独身時代の適当メシに戻っちゃってエンゲル係数が激減している。
結局はなんでも美味しいから楽で適当に流れるという、人のカルマそのものということなのかと考え至ったのでありました。
どっとはらい