代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

石油高騰って話で

まぁ、正直、石油の値段ってのは何時でも高騰する余地があるって事で。
前世紀のオイルショックが忘れられつつある現在、そろそろ世界にリマインドさせるべく、オイルショックが再び発生するのも悪くないかもしれないが、まぁこのご時世で経済的悪影響はクビを吊る人の増加を否めないかもしれないわけで、あまり手放しで歓迎もできないのかもしれない。
とにかくアレだ、パッと見でわかりやすいのは車の燃料の値段の上昇。ホントに効いてるのか安くし過ぎたリバウンドを兼ねての便乗値上げなのかはよく判らんが、とにかく良いお値段になってきている。ガソリンも、灯油も。
こうなってくると身近な話ではハイオクガソリン専用車に乗る人の気が知れなくなってくるような気もする。というか、既にレギュラーガソリンがちょっと前のハイオクの値段だ。でかいエンジンを積んで爆発的な加速が得られる代償に燃費が悪い上にハイオク専用。やってられないんじゃなかろうか。まぁそういう車に乗るのはホビーだから、それなりの対価を払う必要があると言うことかも知れないが。とりあえずリッター15kmは確実に走る車で良かったと思う今日この頃なのだが、それでも燃料価格が今の3倍になったら車の使用を意識的に控えるかもしれない。もっとも最近あまり乗っていないが。
原油価格の上昇では火力発電の燃料代も上がる。でもかつてのオイルショックの経験から日本の火力発電所天然ガスや石炭にシフトしてきているので、電気代についてはそれほど石油価格に直結した大幅な値動きは見られない。珍しく経験を糧にした成果といえるだろう。
という状況を鑑みると、やはり核燃料リサイクルは高いからと言って本当にやらなくていいのかと言ったらそれはあと10年、20年、30年後、強大な経済発展を遂げた中国に軒並み原油を持っていかれた時代を想定するかしないかで自明と考えるわけで、個人的には廃棄物問題は確かに無視できないが、エネルギー危機を現実のものにしてしまうのはどうかと思わなくもありつつ、でもまぁ『俺はいざとなったら高くても太陽電池パネルでも何でも買って豊かな生活を送ってやるぜ愚民ども!独身男性&子供無しなら別にどうとでもなるさ』みたいな事を考えると、まぁ別にいいかと思わなくも無いが、どう考えても真っ当な人生を歩んでいる大多数の人が存亡の危機に直面するのではないかと想定されるわけで、君らもう少し真面目に先を見てモノを考えた方がよくは無いかと思う事もしきりなのであった。
とはいえ、工業原料としての石油がだめになった時点でそういうレベルでどうこうって状況じゃないんだろうなぁとも思うわけだが。
とにかく、現実を把握するにはいい機会なのではなかろうか。勉強代とは言え、財布には痛い話で困ったものではあるが。