代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

終日殻ノ少女

という事で、当初予定のイベントが無くなり、雨だし、雪になるかもって予報だしという事で、自宅でやりかけだったゲームを一気にやりましたよと。
という事で「殻ノ少女」を一気に完了。
ちなみに自力プレイではアッサリとBADENDで、初っぱなから「ああ、あんたが犯人だったのか・・・」という感じで惨殺されてしまいました。で、「やはり自分の思うままに行動すると、いろいろ詰めが甘かったりしてアッサリ殺されちゃうんだなぁ俺」ということがよく解ったので、後はストーリーを堪能すべく攻略案内に従って読み進めました。
全体的にいろいろと複雑な人物関係や伏線の回収が多く、久々に頭を使うお話だったと思いますね。正直展開を把握するのに結構疲れましたが、分岐で話が変わる部分が多々あるわりに、ちゃんとそれぞれ話が成立していて、いろんなエンディングがあって、よく出来てると思います。
分岐がしっかりしている故に小説になるとメインストーリー一本になってしまうので勿体無いかも知れないなと思いました。シナリオ分岐、マルチエンディングってのはやはりゲーム媒体の利点なのかもしれません。
で、まぁ内容はカルタグラの続編的なもので、やはり猟奇殺人事件モノな上に、微妙に救われない話なので基本的に暗くて重くて気が滅入ります。まぁ平たく言えば「魍魎の匣」みたいな話なんですが(爆)
耐性が無い人には辛いかもしれませんが、私はだいぶ耐性がついた所為か、若い頃に比べると、こんな報われない話も冷静に見られるようになってる気がします。
何と言いますか、報われない中にはいろいろと切なさというかやるせなさと言うか、そんなものがあって、話を見ていると、誰しも人生40年くらい生きていれば何度か有るであろうどうしようも無く救われなかった事が思い出されたり、それで嗚呼実はあれを乗り越えて今の自分が有るんだなぁという事がポツポツと思い当たったりして心に沁みる・・・と、そんな感じ。
うーん、エロゲのハズなんですが大変シンミリしてしまいました。いや、それが良いんですけどね、ええ。値段分は十分堪能出来たと思います。良作だ。
という事で、まあ、アレですね。紫(ゆかり)みたいな出来た妹が居たらいいなぁ・・・と思いました。ええ、割とマジで(ダイナシだ