代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

スマホのキャリア変更

と言う事で、携帯の2年縛りが切れる更新月であります、2015年7月。
実は現在のスマホXperia-Zに機種変更をする際に、本体一括払いして2年縛り契約になっていたので、サポート割引が効いて、概ね毎月4千円くらいでスマホが使えておりました。
しかし、サポート期間が過ぎ、気がつけばスマホ料金は毎月7千円とお小遣いをギリギリと圧迫している状況に陥り、そもそも音声通話をほとんどしない自分としては料金制度改正で得られるメリットは無く、むしろ更なるコストアップが見込まれる状況になったことから、これは「キャリアは家族連れで複数名分の連携契約をしてくれる客層をターゲットにしていて、通話が少ないユーザーの排斥に動いていることはもはや明白!」という個人的見解にもとづいてキャリアからの脱却を決断したという経緯でありました。
個人的には自分に合ったプランが選択でき、適正価格であれば品質の良いキャリアは良いものだと思いますが、今回の料金制度の設定で、どこをどうイジっても自分に適したプランにならない状況になったと言うのと、やはり倍以上の金額差はイカンともし難いものがありました。
かくして、いわゆる格安SIMに切り替えることにしました。
たまたま自宅のネット回線がOCNで、後からSIMを契約してもセット割引が効くらしいということと、OCNならドコモ回線なので、元々SBから乗り換えた際の「地方で繋がらない」というリスクは少ないであろうという判断で、OCNモバイルONEを選択することにしました。
で、それに先駆けて「テザリングだと携帯の電池が早々に無くなるので、別途タブレットをモバイルネットワークで使えるようにしたい!」という欲求があった事もあって、様子見の意味も込めてデータ通信用SIMを契約してみることにしました。
と言う事で、6月の頭にSMS対応のデータ通信SIMを購入。
これまでの自分のデータ通信利用実績(概ね2GBも行かないくらい…)から、月間3GBのLTE通信を月額約1300円で契約。

これをASUSの7インチタブレット、MeMO Pad 7 LTE モデルにセットして6月中使ってみました。
結果、長野や新潟の都市部以外に行ってもちゃんとドコモ回線で繋がることが確認でき、速度もデータファイルのダウンロード等はキャリアSIMよりも遅いものの、十分実用範囲内であることが確認できました。
更に、このSIMを現行のスマホに挿してAPNの接続設定をしたところ、懸案だったSUICAEDYも正常に使える事が確認できて、まずは一安心かなという状況になりました。
ちなみに機種変更じゃなくてSIMの挿し換えなので、一部のSIMと連携しているアプリ以外は特に移行手続きしなくてもそのまま使えるんですね。一つ勉強になりました。
と言う事で、7月に入ったところで、オンラインでMNP予約番号を発行。
今後キャリアメールが使えなくなるので、これまでキャリアメールが登録されていた各種アカウントや契約の登録情報を新しく集約するメールアドレスに変更。関係者にメールアドレス変更と電話番号は変わらない旨の通知を実施。
で、まぁ普段めったに音声電話はかかってこないので、数日不通になっても良いような気もしたものの、そんな時に限って緊急連絡が入る可能性もあるので、電話回線の停止は最小限にとどめたいと思い、会社帰りにヨドバシアキバの即日MNP音声SIM発行カウンターでMNP転入扱いの音声対応SIM発行手続きを実施でした。
こちらも月間3GBのLTE通信付きのプランを月額約2000円で契約。アクセスポイント設定はその前にデータ通信用SIMを挿した時に設定していたので、発行された音声SIMを早速挿し換えてAPN設定をOCNに変更、無事通話回線の移行が完了しました。
念の為にモバイルSUICAEDYのチャージも試してみましたが、正常に動作して一安心でした。
ちなみにおサイフケータイアプリ本体はSIMが変わって再登録するか聞いてくる画面が出るようになりましたが、なまじリセットしてしまうとICカードFeliCaもリセットされてしまうんじゃないかという心配があって、とりあえず初期化せずにそのまま使うことにしました。
まぁ、別にマクドのクーポンアプリも、航空会社のアプリもそのまま使えるので支障はないかなと。
そんなわけで、結果、月額7000円のスマホ代が、通話+3GBデータ通信回線2000円と3GBデータ通信回線1300円で、回線が増えているにもかかわらず、合わせて3300円と、これまでの半額以下になりました。
これがそれぞれ自宅のネット回線とのセット割引が効けば更に月額で400円引きになるはず。
今後はこれで少し運用してみて、データ容量的に問題無いようなら、更に容量シェアに切り替えて、音声SIM側の契約を複数SIMにして、最初のデータ通信のみの回線は解約しようかと思います。これになれば月額2400円で複数のモバイル端末を活用できるという事になりますが、これはまた後日。
ああ、ついでに追加SIMは応用の効きやすいナノSIMにしようかな。指定できればだけど。
ということですが、音声通話SIMは6ヶ月の縛りがあるものの、データ用SIMなどは、やはり契約に2年縛りが無いのが気持ち的にかなり開放感を感じます。
そして、いつでも端末を変えられると言う自由。10年以上前に、香港の携帯電話で味わったあのフリーダムな開放感(その代わり電話本体の値段は高額でしたが…)がついに日本でも味わえるようになったんだなぁと、実感するのでありました。
で、こうなるといろんなSIMフリーバイスが気になってきちゃったりするわけですね、ええ。
次期移行予定の10インチタブレットも、この機会にLTE対応モデルにしようかなぁ…うーん。
ともあれ、ほとんど通話しないなら良い選択だと思います、格安SIM。はい。