代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

VRを試してみる

お台場のダイバーシティ東京にVRの体験ゾーンができたので、予約を入れて行ってみた。
バイスはOculus-RiftではなくてHTC-Viveでしたが、解像度は両者とも片目あたり1080*1200pixelとの事なので同等かと思って見てみることにしました。
これまでスマホにレンズを付けてGoogleCardboardを見たりしていたのですが、それに比べるとソースがしっかりできているのと、ヘッドトラッキング性能は良いようで、振り向いた際には、遅延ゼロではないものの、ほぼリアルに表示されている印象。
電車の運転にしてもスキーにしてもロボットの操縦席にしても、これまでにない没入感があり、大変面白かったです。特にロボットのコックピットはかなりあのTVアニメのコックピットそのものに乗ったような感覚が強く、萌え系美少女3Dモデルが隣に居たりするのも相まって、往年のメカアニメ好きとしてはかなりワクワクしました。(実際1プレイ700円もするのに2回もやってしまった…)
しかし、今回実際に現時点でハイエンドであろうVRヘッドセットを使用してみて、現状で最も「惜しい」点は、やはり「解像度」でした。
薄々想像はしていましたが、小さな液晶パネルに1000pixelを超える解像度というのは普通に考えれば高いと思えますが、VRゴーグルでは1080pixelの映像が視界をすべてカバーするようにレンズで「引き延ばされる」ため、自分の視野の左端から右端までの世界が1080pixcelで表示されることになり、これは4Kテレビは元より、フルHDテレビに比べても低い解像度の映像が目の前一杯に広がることと同じになるわけで、結果、かなりドットが目立ってしまう、という理屈かなと思います。特に「計器の針や警告メッセージのテキストが綺麗に読めない」というのが残念でしたね。
これについては、既にXperia-Z5-Premiumでは5.5インチパネルに4K液晶が乗っているという状況もあるので、片目2000pixel程度までは比較的に早い時期に行くかもしれないなぁとは思います。
いずれは4K、8K、そしてついには人間の網膜解像度に匹敵するような解像度が出せる時代が来るかもしれない。そうなると、もう現実世界との見分けがつかなくなってしまうのだろうなぁと、夢想するのでありました。
と言う事で、自宅のフライトシムをVRでやるには、現状ではちょっと解像度がたりないだろう、もうちょっと様子見かなぁという感じで落ち着きそうです。(まぁ「でもやっぱり!」とか言って買っちゃうのかもしれませんが)
ともあれ夢がありますなぁ、VR。
そして、解像度についても人間の実際の肉眼と画像認識と同じような仕組みで改善できるといいのかなぁと思いました。即ち「注視している箇所は高解像度で、それ以外はイメージが判別できる程度の低解像度で表示する」ような技術が実現したら、PCのCPU負担も軽減しつつ、見えるべきところはクッキリ見えるという現実的な回答にできるんじゃないかと…でもまぁ、そう簡単ではないでしょうねぇ…
ということで、今後の発展も期待であります、VR。