代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

西>東

西を一周した所で時間もそこそこに東に移動。
一般入場者と合流して東に流れていくわけですが、相変わらず走ってる若者(まぁオヤジっぽいのも居るが)がいらっしゃる。
欲望の渦の中へ突入してゆく彼らの姿にはある意味ハングリーな何かを感じるわけで「若さだのぉ」と思うのですが、長年コミケに出ていると、実際にはそれほどまでして手に入れた本が自分にどれくらいの満足感を与えてくれるのかを感覚的に理解してしまうのですね。
そうなってくるとルール違反をしてまで求めるほどのモノでは無いという認識が強くなってきたというか、落ち着いてきたというか、執着が無くなって来たというかで、彼らの行動が「ルールを破って(私的に)それほど価値の高くないモノをがむしゃらに求めている」ように見えてしまって、情けないような、一種の哀れみのようなモノすら感じてしまうのですよ。
まぁ傲慢って事になるかもしれませんが、元々自分はなるべくルールやマナーを守り、秩序形成の一部を担って、結果して「タダでさえ社会から排除され易いオタクの祭をつつがなく楽しむ事」の方が大事だったので、どうしても目先の快楽しか見ない人々というのは敵に見えてしまうのだな。有名サークルの本が至上か、イベント自体が至上かという点で彼らとは視点が違うので、イスラム教徒とキリスト教徒と同様、話が通じないかもしれませんが。
と、微妙に鬱な気分にひたりつつ、それでもお使いメモに書かれたサークルを回って本を確保し、その後自分のチェックしたサークルを回って行きます。まぁだいたい回れましたが、一部予想以上に行列のあるサークルがあって、そこは欲しいには欲しかったのですがパス。行列に並ぶ時間をなるべく新規開拓に割いてみたのですが、さほど面白い本は見つけられませんでした。
まぁそれでもそこそこに買物して、昼にはブースに戻り、あとは売り子してました。
自分の出し物も、主催者の本もそこそこに売れて良かったです。
で、3時過ぎ頃には本が完売、私の出し物も無くなったので早めの撤収と相成りました。