α55で撮影した飛行機の写真が、どうもイマイチ綺麗じゃない。
ISO100で撮っても空にノイズが乗るような、飛行機の輪郭周辺にボロボロとノイズが乗るような・・・
透明感というか鮮明感というか、それがどうもイマイチなのですね。なんというか、くっきり鮮明な絵が撮れていない気がするわけです。
でもまぁ、今までのα700に比べれば中級機から入門機への格下げなので、そんなもんかもしれないなぁと思っていましたが、どうも冷静に考えてみると「これだけ技術が進歩しているのに数年前の機材よりも画質が悪くなるなんてことがあるだろうか?いや有ろう筈がない。デジタルカメラについては新機種ほど綺麗であるはずだ。」という事に思い至りました。
で、ハタと気がついたのが、撮影画素数が増えているハズなのにJPEG画像のファイルサイズがα700の頃よりも小さいという事でありまして。
ああ、そうです、エクストラファイン画質JEPGモードが無いので、普通のファインモードでJPEG画像を撮っていたのです。
これか?CCDや画像エンジンじゃなくて、単なるJPEG圧縮による画質の劣化なのか?もしかして?
それで画像を良くよく見てみたら「これは明らかに典型的なJPEG圧縮ノイズだろう?」という事に気が付くわけです。
ということで、ちょこっとRAWで撮ってみました。
はっはっは、いやぁ、綺麗に撮れますね、α55!(えー
ボケの階調も綺麗だし、エッジもくっきり写ってました。JPEGで撮影していたのがアホだったのかと、気が付きました。せっかくの性能を生かしていなかったんですねぇ・・・ああ、もう、なんと勿体無い事か。
そしてα55に間違った評価をしてしまっていた自分にも腹がたつと言うか悔しいというか。
そんなわけで、次回撮影からはRAWで行きたいと思います。
ああ、去年の9月の下地島写真が微妙にイマイチなのはこれが原因だったんだなぁ・・・ガクリ。
にしても・・・RAWで撮っても、結局ハンドリングのいいJPEGに変換しないと後で見辛いんですよね。
うーん、面倒だ・・・でも、どうせなら綺麗に撮りたいものなぁ・・・
と言うことで、α77だかα99だかが出る際は、ぜひともエクストラファインモード、いやむしろスーパーウルトラエクセレントファインモードでもいいので、低圧縮JPEG記録モードの復活を祈念したい私だった。
もしくはRAWをJEPGの如く軽快に閲覧できるツールを、なんとかして欲しいなぁと思います。
・・・って、これだけ電子化が進んでるんだから、JPEG圧縮率もユーザーが設定できるようにしてくれればいいのに・・・難しいんですかねぇ?