浴室のカランから１０秒に一滴くらい水滴が漏れるようになってしまいました。
これが一日で結構な量の水が溜まってしまうのですが、まぁ洗濯の時に使えば無駄にはなるまいと、暫くそのままにしておりました。
しかしながら「水が垂れてるからカビが生えちゃうんだよ！」と言う妻の強い意見もあり、修理をすることに。
以前、普通の蛇口で同様の漏れが発生した時に、水栓のパッキン交換をやったことがあったのですが、今回はシャワーとカランの切替水栓と言うことでちょっと勝手が違います。
ユニットバスの取扱説明書を確認して水栓の型番を確認したところ、問題の水栓はINAX製のもので、型番はBF-M146T。既に絶版モデルでした。
ちなみにINAX自体もトステムや新日軽と合併してLIXILに変わっています。
という状況ですが、ウチは賃貸マンションなので水栓を勝手に換えるわけにもいかず、なんとか修理するしかないと言うことで、型番をキーワードに調べたところ、いわゆる水栓のゴムパッキンの交換ではなく、シャワーとカランの切替弁ユニットを交換する必要があり、その交換部品の型式はA-3059であることが判りました。
と言うことで、早速ホームセンターに行って見るも、他社の同じような部品は扱っていたものの、目的の部品は置いていませんでした。
かくして即日の入手はあきらめ、ネット通販で買うことに。
まずは送料無料のAmazonで検索するも、取り扱い無し。
やむなくヤフーショッピングと楽天を調べたところ、扱い業者が見つかりました。送料別ながら定価よりも値引きはされていて、まぁ必要な物だしと言うことで購入。
なんとか部品が手に入りました。
ちなみにメーカーがパーツのマイナーチェンジをしているらしく、我が家の旧部品は灰色のプラスチック製でしたが、届いたものは黒いプラスチックで出来たものでした。
でも互換は大丈夫で、結果的には問題なく交換できました。
さて、そんなわけで交換作業に取り掛かったのですが、ネットのコメントにも多く書かれている通り、旧部品の取り外しにそこそこ難儀。
説明書の通りにハンドルを仮留めしての引き抜きは無理で、旧部品の周囲に細めのドライバーを差し込んで浮かせ、水垢による固着を引き剥がしました。
その際、見えにくいのですが、下側に上側より少し細い切り欠き部分があり、ここをドライバで浮かせた際に固着が外れたようで、後は手でスルッと抜けました。
部品の上下に位置決めするための出っ張りがあるのですが、ここが固着しやすいのかも知れません。
せっかく分解したのでついでに清掃、その他の部品の点検手入れをして、新しい部品を組み込みました。
結果、水漏れは完全に止まり、一安心というところ。
ちなみに旧部品は取り外しの際にプラスチックの柔らかい部分が削れてしまい再使用はちょっと難しそう。
ちょっとだけ当該部品のＯリングだけを交換して再使用する手もあるかと考えましたが、もしかしたらユニット内部の可動部分が劣化しているかもしれないし・・・という事で、まぁユニット交換で妥当であろうという結論で。
ちなみに送料込みの部品代は3000円くらい。普通の蛇口と違って構造が複雑なぶん、あまり安くは無いような気もしますが、水道業者に修理を依頼したら最低でも1万円はかかるので、まぁ良かろうと。いうことにしたいと思います。うむ。
