最近話題になっている、32bitOSでは管理できない物理メモリ領域をRAMディスク化するソフトが気になったので調べてインストールしてみた。
現状4GB搭載しているのですが、Vistaの32bit版を入れているのでBIOSは4GB認識しているものの、OSは3.25GBしか認識せず、750MB程度が無駄になっているのでもったいないって事で、おおよそWinXpで動く!という話題なのだが、一応Vistaでも稼動するらしいと言うことで実験。
結果、無事稼動しました。
で、そこらじゅうに手順を書いたサイトはありますが、一応自分用にメモ。
- サイトからRAMDISKドライバをダウンして解凍⇒Gavotte Ramdisk:http://www.chweng.idv.tw/swintro/ramdisk.php
- 解凍したファイルの中のram4g.regを右クリックメニューから「管理者として実行」で実行。
- 更にramdisk.exeを右クリックメニューから「管理者として実行」で実行。
- 開いたウインドウ右側のINSTALLをクリックしてソフトをインストール。
- 設定パネルが入力可能になるのでDiskSizeを物理的に余剰になっている768MBに設定。
- 同じくDriveLetterをRAMディスクなのでそのままR:に設定。
- MediaTypeはなんとなくリムーバブルにしてみた。一応後でNTFSフォーマットすればVistaのReadyBoostが適用できそうだって事で。
- 最後にOKボタンをクリック。
- 成功するとRAMドライブが出来る。が、この段階ではメインメモリを消費していた。(メモリ消費が1.2GB程度だったのが2GBに跳ね上がったorz)
- Xpならboot.iniをいじれば良いようだがVistaにはboot.iniが無いのでコマンド入力が必要らしい。
- dosプロンプトを右クリックメニューから「管理者として実行」で実行。
- 拡張メモリコマンド「bcdedit /set PAE forceenable」を入力してEnter。
- 設定完了したらPCを再起動。
- R:ドライブに764MBのドライブが出来ていて、かつ、メインメモリの消費が平常通りになっていることを確認。
という感じで上手く行ったかなと。
ちなみにマシンスペックは
- OS 名 Microsoft® Windows Vista™ Home Premium
- バージョン 6.0.6001 Service Pack 1 ビルド 6001
- システム製造元 ACER
- システムモデル Aspire M5620
- システムの種類 X86-ベース PC
- プロセッサ Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6600 @ 2.40GHz
- BIOS バージョン/日付 American Megatrends Inc. R01-A0, 2007/07/21
- SMBIOS バージョン 2.5
- インストール済みの物理メモリ (RAM) 4.00 GB
- 合計物理メモリ 3.25 GB
でス。
みなさん書かれているように、無駄な領域を有効利用できるのは良いですね。早速IEのキャッシュをRAMドライブに割り当ててみましたが、タブブラウザで巡回ページを一気に30ページくらい開く私としてはかなり快適に開くようになった気がします(笑)
しかし、こうなるともっとRAMディスク領域を広げたくなるよなぁ・・・最近メモリ安いし、あと4GBくらい追加してしまおうかのぅ・・・(ぉぃ
【追記】
RAMドライブ、そのままだと毎回FAT32フォーマットで作成されてしまう事が判明。毎回NTFSフォーマットをしなおすのも面倒なので追加処理。
- RAMドライブをNTFSでフォーマット。ついでに必要なフォルダなんかを作っておく。
- コマンドを実行するので、とりあえず先ほど解凍したRAMディスクソフトのフォルダにあるrdutil.exeをC:windowsフォルダへコピー。
- dosプロンプトを右クリックメニューから「管理者として実行」で実行。
- 設定保存コマンド「rdutil R: registry」を入力してENTERキーを押す。
と、これでドライブの状態が保存されて次回以降NTFSのドライブとして稼動すると。
ふぅ、久しぶりにコマンド設定なんかやったなぁ、微妙な懐かしさを感じますネ(えー