昨晩、仕事帰りに深夜のスーパーに寄ったら、珍しく半額セールのコロッケが残っていた(普段23時過ぎには売り切れている事が多い)ので、先日買った食パンの残りと一緒に食べようとコロッケとメンチカツを買ったわけですが。
で、自宅のソースが残り少なかったのを思い出してソースを追加購入。
前回はトンカツソースを買っていたけど「コロッケにかけるには粘り過ぎるなあ・・・」と思い、今回は中濃ソースを買いました。
で、なんとなく残りのトンカツソースを食べきり、中濃ソースをかけた時に、「ああ、これこれ、この粘度がちょうどいいんだよなぁ、絡みやすいし浸けやすい」と感じた瞬間、「あれ?中濃ソースって、中間の濃さのソースって意味なわけだけど、何ソースの中間濃度なんだ? 濃いのは多分トンカツソースだ、薄いのは・・・ああ、ウスターソースか。 いやでもウスターソースって、なんとなくもっと醤油っぽいというか辛いよな? と言うか、そもそもこのソースの味は何から来ているんだ? しょっぱいから塩は入ってるはずだし、酸味があるから酢も入っているだろう、多分コショウとかスパイスも入ってるはずだが、しかしその他のこの茶色を形成する原料は何なんだろうか?」
と、今更ながらに考えが巡り、早速ネットで調べてみたわけですが、そうですか、原料は野菜果物ミックスジュースなのか!
材料をみじん切りにして炒め過ぎると液体状のドロッとしたものになるけど、それに調味料を足したものがソースなのかと。
で、増粘剤を添加したものがトンカツソースや、中濃ソースだと、そういうわけなんですな。
人生40年、今更気づいたわけですが、なるほど
更に、関西はウスターソース、関東は中濃ソースという傾向があったのか。なんとなくそんな気はしていたけど、やはりそうなんですなぁ・・・
しかも海外では見たこと無いなと思ったら、ほぼ日本独自の調味料なんですな。へー。
という、ちょっと日本人、というか関東人であることを再認識する中濃ソースでありました。
ああ、ちなみにウスターソースが多いとされる関西でも、お好み焼きソースとかたこ焼きソースは濃厚で、また別物なんですね。
奥が深い。
ちなみに醤油が黒いのは、大豆と麦が熟成する際にアミノ酸とぶどう糖が反応してメラノイジンという褐色の物質が生成されるためだそうです。
そして薄口醤油の方が、実は高濃度の塩水を原料にしているため、塩分が高いそうです。
危ない危ない、薄口醤油だと思って大量にかけちゃぁいけないんですな。
奥が深い。