音楽CDのMP3化を進行しつつ、部屋の軽量化策の一つとして、とうとう今まで聖域だったCDROMの廃棄に着手です。
同人CDROMが出回るようになってからもう何年経つでしょうか。とりあえず確認できただけで1997年の作品から手元にある所を見ると、このくらいの時代からCDRによるデータの頒布が始まったのかもしれません。まぁ、もちろんもっと前からだとは思うのですが。
で、溜まりに溜まった同人CDROMは既に200枚近い。更に同人音楽CDも合わせると恐らく250枚は超えているだろうと思われるわけですが、とりあえずデータを吸い上げれば済むCG集と同人ゲームソフトに着目してデータをHDDに吸い上げ、メディアは廃棄するという思い切った手に出てみました。
未練が残ると捨てられないので、完全に割り切ってデータをHDDに吸い上げて右から左へ、ゴミ箱に投入です。
中には今では大手になったサークルさんの黎明期の作品なんかもあって、恐らくはそれなりに価値のあるものに成っていそうな気がするモノもありましたが、転売して変に値段が上がるのもアレなので問答無用で廃棄であります。
同人CDなので、まぁ一枚あたりの容量は10MBに満たないものから600MBメイっぱいのモノまで様々でしたが、まぁHDDの容量も以前に比べれば莫大なので、余裕で取り込み作業を進行でありました。
で、とりあえず150枚は廃棄完了。残りは後日という所まで持ってきました。ラックが随分スカスカになったので、今回は部屋の見栄えの改善に貢献できたようです。
あとついでに昔保存したデータバックアップCDROMの中身もHDDに叩き込んでディスクを捨ててしまう事にして、これでまた50枚くらい廃棄。スッキリしました。
しかし、古いバックアップなんか見てみると、今となっては価値が見出せずにデータごと廃棄してしまったディスクも結構ありました。価値観が変わっていると言う事なのかもしれませんし、古いデータってのは割と陳腐化するという事なのかもしれません。
というか、既にウチのマシンのOSはWin2000とXpなんで、保管されているWin98用のアプリケーションソフトは使えないんですよね。もうザクザクと廃棄でした。
もちろん、そのままディスクを廃棄してしまうと、何かの拍子にどこかの第三者に拾われてしまう危険があるわけですので、ディスクのデータ記録面にドライバーで日頃の恨み辛みを刻み込んで呪うように傷を付けて廃棄してました。
結構ディスクメーカーによって表面の強度が違うのが体感できて良かったかも(笑
ちなみに、以前CDROMを廃棄する時に、割って処分しようとした事があるのですが、これはイケマセン。なぜなら、表層を覆っているポリカーボネィトを破壊すると、露出した記録媒体である金属フィルムが粉々に飛び散ってしまうからなのです。
いやぁ、初めて破壊した時はビックリしました。文字通り粉雪のように金属粉が降り注いでましたからねぇ・・・
というわけで、CDROMを捨てる時は傷をつけるか裁断するのが良いと思います。
というわけで、だいぶ部屋から雑多なモノが無くなってきました。
後は倉庫の大物雑品くらいなので、こちらは当分現状保留でよかろうと言うことにして、物品大量廃棄工程は一段落という事にしようと思います。後は空いたスペースをどう有効に生かして部屋を組替えるかという話になりますかね。
かくして最後まで残ったのは大体以下の通りでしょうか。
- 基本家具一式
- PC機器一式
- AV機器一式
- ゲーム機関係一式
- カメラ関係一式
- スキー用具一式
- 衣料品・寝具一式
- 薬、工具、武器類一式
- ヌイグルミとフィギュアいろいろ
- 選抜されて残ったコミック約50冊
- 同、雑誌 約20冊
- 同、同人誌 約80冊
- 同、CDROM 約50枚
- 同、音楽CD 約300枚(譲渡予定)
- 雑品少々
というわけで、主に激減したのはコミック、雑誌、業務書類。紙が一番多かった気がします。
次いでビデオカセットでしょうか、やはりVHSテープはでかかったなぁと実感ですね。現状でDVとDVDに乗換えが完了しているわけですが、ビデオラックが9割開いてます。でもって今はフィギュア展示棚になってます(爆
あとはCDROM群と、賞味期限が切れて凄い事になりかけた備蓄食糧あたりが意外と場所を取っていたらしいです。
あぁ、でもここまでやって、結局ハードウェアは捨ててない。だから部屋が広くはならないんだな。でもまぁ仕方ないなぁ・・・
ま、ラックがスカスカになったのはなんとなくユトリを感じるから良しとしようかな。うむ。
ちなみに今回の一連の大量廃棄に際して各所からの助言等を元に基準としたコンセプトがありまして、だいたい以下のとおりでありました。
- 棚に置いてあるだけのモノは要らない
- 手の届かない所にしまってある物は要らない
- 普段開けないロッカーの中身は要らない
- 保管しているマニュアルは見ない
- 使うかも知れないモノは使わない
- 古雑誌は読まない
- バックアップ後にHDDから消したデータは使わない
- データは密度の高いメディアにまとめた方が再利用率が上がる/FD,MO、CDROMのデータは保管用HDDに集約する
- 一度捨てたモノは振り返らない、拾わない
といった感じです。始めた当初は「結局捨てないんじゃないかなぁ」と思っていたのですが、案外割り切っちゃえば捨てられるものでした。
年取って執着が弱くなってきてるのかも知れませんけども、精神的な喪失感も少ない気がします。
というわけで、結構捨てても大丈夫な事が解ったので、もう暫くしたら更に廃棄を進めてみるとしましょう。
めざせスマートな居住空間って感じで、長期戦に突入らしく。うぐぅ。
って、そうだなぁ・・・あとは抜本的な改革をしないとダメな領域なんだよなぁ・・・21インチCRTを液晶に交換するとかしないとダメですなぁ・・・ここから先はコスト的に厳しい世界らしく。