と言うと、ロッキーチャック。とか思いつく時点で、随分永く生きてきたモノよ・・・とか少し思いますよね？（えー
さて。
妻が、突然「もう耐えられない！」と言い出した。
ついに夫婦の危機ってやつが来たのか？何か逆鱗に触れるような事したか自分？と思うものの、特に思い至る点は見当たらない。そもそも私は妻には相当にアマいんじゃなかろうかと思うくらい低姿勢なので、まず本気で怒られるって事はない・・・はずだったので何事かと思ったわけですが。
曰く、「デグー飼う！」と。
デグーと言うのは、なんでも山ネズミの一種らしく、人によく懐くとかで、欧米でもわりとメジャーなペットらしい。
話を聞くと、以前実家でウサギを飼っていた妻としては、かわいい動物の居ない生活が嫌だと、こういう事らしい。
しかしながら、現在の住まいはマンションなので、大型動物はもちろん、犬、猫、蛇やイグアナ等のペットの飼育は禁止されている。しかるに山ネズミはどうか？と言うことで、約款を確認してみた。
曰く、「付近住人に迷惑をかける恐れのない観賞用の小鳥、魚類等」については禁止事項の対象外になっている事を確認。小鳥や金魚、亀やハムスターは飼っても良いということで、ケージで飼育する上に鳴き声などの心配も無いデグーなら支障ないでしょうと、言うことで決着。
で、どうやら比較的入手が難しいらしいデグーが、たまたま近所のホームセンターのペットショップに居るらしいという情報を聞きつけたのが発端だったらしく、早速ショップに行って、デグー２匹をお迎えして、ケージやら餌やらも買って来ました。
２匹というのは、デグーは社会性のある動物で、１匹だと寂しがってしまうと聞いたので。
一戸建てで、リス小屋が作れる庭でもあればもっと集団生活させてやれるのかもしれませんが、リス用ケージでは２匹が限界でした。
しかして。
実は、自分はペットを飼うことにはトラウマがあったのですが、随分時間も経過して、それも薄れてきていたのでしょう。わりと、まぁいいかな？飼育も難しくないようだし、２人暮らしならどちらかが仕事で不在でも、なんとか世話はできるだろう。という感じでありました。
ちなみにトラウマと言うのは、小学校低学年くらいの時に母方の実家で飼っていたジュウシマツを１羽もらって、飼っていた事があったのですが、ある朝、鳥カゴの巣の中で動かなくなっている小鳥を見つけ、ボロ泣きして埋めてやった事があって、その時の悲しみで当時の自分は「こんなに苦しいのならば、悲しいのならば、愛などいらぬ！」（(C)サウザー）状態に陥っていたのでありました。
以来、死別したり、壊れ、失われたりすることを異常に恐れ、可愛い生き物ばかりか、可愛い置物に至るまで、距離をおいてしまうようになっておったのでありました。
と、そんなわけなのですが。
カワイイですね、デグー。近寄っても逃げないし。餌は手にとってカリカリかじるし。ゴロンゴロン砂浴びするし。
寿命は５年ほどらしいのですが、可愛がってあげようと思います。
って、私が手をかけるまでもなく、妻がベタ可愛がり状態なので大丈夫でしょうけども。
