代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

電子帳簿かぁ…

うわ、電子帳簿保存法の猶予期間終了で法律が要求する保存・検索の要件が満たせないから「原本になっちゃう電子メールではやりとりできなくなりますのでFAXか郵送か電話で契約のやりとりをお願いします」って企業が出てくるのか…
しかも「電子データを直接送信するFAXは不可、紙をスキャンして送付されるものはOK」とか芸が細かいと言うかなんと言うか…

でも、言われてみれば確かに規制やルールの話は前からあったけど、じゃぁ具体的にどのハードとソフトで運用すればクリアできるのかって話はあんまり聞いたことなかった気がするな…イメージ的にはメールソフトと文書管理ソフトを統合した電子帳簿管理ソフトみたいなものかクラウドのオンライン会計ソフトやSaaSを導入して対応する感じかと思ってたんだけど、企業によっては情報保護のポリシー上、安易にクラウドサービスに載せられないとか、クラッシュして消えちゃうとヤバいので自前のハードウェアも多重化したりしないといけないとか、諸々制約があったりするのか…

あとはなまじ大企業だったりすると大規模なスクラッチ開発の経理システムを入れてるところもあるし、そういうところは旧来の業務プロセスを変えられなくて簡単にパッケージソフトSaaSに乗り換えられないから法令対応のシステム改修をかけなきゃいけなくなって莫大な投資が…とか。

紙のファイルの山が消えて会社の書庫も不要になって検索も集計もしやすく便利になるはずが、なかなかどうして。

いっそ国営の調達会計経理SaaSを国が法人や個人事業者登録した人に提供して一括管理するようにして、それを使えば税金も適切に計算して処理するから個別の確定申告も不要になるような仕組みまで行ければ良いのかもしれないけど…脱税や不正なピンハネとかも一網打尽にできて良いんじゃないかなぁ…とんでもない信頼性のシステムが必要になると思うけど。

ということなんですが、紙に逆行するのはやめて欲しいなぁ…