コーヒーミルを入手しました。
昔ながらのクラシックな手で回すヤツね。
というのも、確かに豆から淹れた珈琲は美味いのだが、イマイチ本来あるべき香りが足りない気がするのでありまして、その原因をコッソリと追求して日々過ごしておりました。
調査の結果、どうやら電動ミルが高速過ぎるらしい。
ちなみにミルってのは<font color=red size=5>豆をガ〜ッって粉にするアレ</font>のことね。
まぁ、粉砕機の事をミルって言いますね。石を粉砕するヤツもミルですね。
とまぁ、それはそれとしてですよ。
つまり豆が挽かれる時に、大さじ山盛り3杯分程度をものの10秒で粉末にするその超高速なグラインディング作用によって、摩擦時の熱、粉砕時の衝撃によって香りが飛んでいってしまうと言う、微妙に怪しげな理由があるらしい事が発覚したのであります。
確かに熱劣化というのは機械品の世界でも寿命を削ってしまう主要因として看過し難い難問なのであります。
従って、摩擦熱を生じ難い「低速なミル」を使用すれば良いのですが、これがまた低速なミルってのが売ってそうで売ってないというか、売ってはいるらしいけどなんだか高価だったりするわけであります。
実は↓コレが欲しいと言えば欲しい。
http://www.rakuten.co.jp/coffeetuhan/417247/450163/
でもお値段がお値段である。
正直、自分の持っているミル付き珈琲メーカーより高い。
というわけで、趣も重視しようという事で、手動のミルを買ってみた。
ちなみにお値段は4千円くらいでした。
で、これを使ってみるとですね、<font color=red size=5>確かに味が違う。</font>
同じ豆を使っているので間違いない。
確かに風味が違う。香りが良い。
なるほど、確かに高速ミルによる弊害があるようだ。
同じ豆で同じようにドリップして飲むのであれば、確かに手で挽いて美味しく飲んだ方が良いような気がする。
手間はかかるけどねぇ・・・
ま、結論としてはだ。
<font color=red size=5>豆から美味しく、雰囲気を持って飲むなら手挽き。</font>
<font color=red size=5>高速ミルを使うなら、素直に端から粉になってる珈琲を使えばよい。</font>
って感じでありました。そうしようと思います。
ああ、エスプレッソ用に細かく粉末状にする場合は高速でも手でもあんまり変わらない気がしました。謎ですが。はい。