代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

有効活用しようと思ったものの

さて。天気も微妙だしという事で部屋の整理をしておったわけですが。
気がつけばREGZAレコーダもSONYのレコーダーもDLNAサーバー機能を持っている事に気が付きました。
自室のTVもPCもPS3もLANで相互に接続されているので、居間のデッキの録画を普通に自室で再生できるはずなのでありますな。
これは使うべき!と思い立ち、設定を開始したわけですが。
まぁ、ハマるんですね、これが。orz
まずはブラビアから居間のBDレコーダを検索。すると、なんと今まで気づかなかったのですがあっさりとレコーダーが表示されていました。
なんだ、これで居間じゃなくて自室で見れるじゃないかと、喜んだのも束の間、番組リストを表示してみると、なんだか表示される番組が極端に少ないのです。
というか、毎週録画している番組が1つも表示されず、一部の映画とか単発で残そうと録画したものしか出てこない。
はい、ここで判明。自室にあるブラビアW1はAVCHD形式の録画データの再生に対応していないのでありました。
つまり、高画質で残すべく、ダイレクトで旧来のフォーマットで保存していたデータだけが見えると、こういう状況であります。
これじゃ毎週見てる番組が再生できないと、こう相成りました。
ちなみに居間にあるブラビアHX800はAVCHD再生に対応しているようです。自室のテレビと居間のテレビを入れ替えれば自室で見られるはずですが、居間のテレビラックはHX800がサイズ的にギリギリで、いわゆる額縁が太いW1は設置できないという罠で。
で、ならばと同じLANに接続されているPS3。節電のために稼動を停止していたモノですが、これを実験的に復旧して同様に試してみた。
そしたらさすがはPS3。全ての番組が表示され、正常に再生されました。
これは素晴らしい。大変便利です。便利ですが、節電期間が終わるまではこの素晴らしいAV設備を常用稼動することは許されません。消費電力の大きい初代PS3を稼動するくらいなら居間で直接見るべきでありましょう。
で、ここでハタと気がつきました。
あれ、同じLANに繋いでいるはずのレグザレコーダーが表示されていない。何故か?SONY製品同士しか見えないとか・・・いやいやDLNA規格に沿ったものなのだから見えるはず。
そこでLANの接続を調べてみたら、判明。家庭内のLAN、実はセグメントが2つに分かれているのであります。WiFiを含むセグメントと有線回線だけで閉鎖的に構成されたセグメントの2つ。
テレビは有線LANで接続されているのでセキュアレベルの高いセグメントに繋がっているのでありました。で、HUBの空きがなかったのでレグザレコーダは無線ルータの空きポートに繋げてありました。なるほどこれではこちらは見えないわけです。
で、せっかくなのでLANケーブルを差し替えて実験してみました。
そしたら、W1からもPS3からも見える。
でも状況は同じ、PS3を使わないとAVCHD録画のデータは再生できな・・・あれ?PS3で再生すると画像は出るけど音声が再生されないぞ?
さっきは同じ構成で再生できたのに・・・
で、ネットを調べてみたところ、PS3で東芝のレコーダの音声が再生されないのは「そういうものである。DLNA規格には沿っているが、まぁそういう事もありうるので、同じメーカの製品を使いましょう」みたいなことらしいのであります。
もうガッカリ。
じゃぁPCにDLNAクライアント入れて再生してみたら・・・と思ったわけですが、DLNA対応AVCHD再生にも対応しているWINDOWSメディアプレイヤーで試したところ、デッキは接続できて、番組リストも出るんだけど番組の再生ができないという状況に陥ります
はい、著作権保護機能、DTCP-IPに対応したソフトを使わないと録画番組は再生できないそうであります。
ガッカリです。
で、まぁ一応iPadにもDLNAクライアントソフトを入れて試してみました。
WiFi側のセグメントにデッキを繋ぎ、iPadからDLNAサーバーを検索。
すると、まぁ当然のようにデッキは接続できて、番組も表示されるのですが、再生はできませんでしたね。ええ、著作権保護機能に対応していないのですよiPad。これで録画が見られたら本当にさぞかし便利なのに、使えません。著作権保護のためには利便性は犠牲になるしかない、そんな世の中であります。ガッカリです。
という事で、DLNAは便利ですが、録画データ方式の壁、著作権保護機能に関する壁、メーカの微妙な互換性に関する壁などなど、まぁいろいろ障害もある模様ですね。
まぁ、デッキとテレビとPCとネットワーク関連商品を全て同じメーカで統一して、常に最新の製品を買い続けていれば問題なく使えるわけですが・・・
個人的にはiPadDTCP-IP対応のDLNAクライアントアプリが出てくれれば最高だと思いますが、発売されてからずいぶん経つのにまだ出てないとなると、何か、どこかで誰かがそういったものを世に出さないようにしているのでしょう。そうに違いありません。これは罠です。利権を貪らんとする悪人が世界の利便性を阻害しているに違いない、そんな悪の組織が暗躍しているに違いない!
と、そんな陰謀論に走りたくなるくらいガッカリです。
・・・って、あれ。
著作権保護機能って、確かモニタも著作権保護機能に対応したものじゃないといけない仕組みだったような・・・ビデオカードもなにか制限があったような・・・iPadはそこに対応できていないのか?ハードウェア的にダメと、日本の著作権保護には海外製品は対応できないと、そういうことか?
もしかしてボクのACER製PCの液晶モニタもダメなのか?
やはり最大の不便の原因は著作権保護機能なのか、ここまで世にあるせっかくの利便性を殺しているわけだけど、これで本当に著作権保護できているのか?著作者に利益がもたらされているのか?
などとだんだん頭の悪そうな考えに支配されそうになるのでこの辺で止めにしますが。
そんなわけで、まぁアレです。
素直に居間で見ればいいんだ、それだけの事だよ、この期に及んで便利なことなんか考えるからいけないんだよ。うん。
ガッカリです。orz