代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

久しぶりの雪道走行とか

この週末、家の用事でPRIUSを運転してたのですが、安定感があって、パワーモードフル加速時の加速も良いけど、やっぱりデカい。引き回しが重いですな。
あと聞いた通り、雪道では最初のモーター始動がアダになってスタックし易い印象でした。
で、雪道でスタックした時(ちょっと前後に揺らして脱出できましたが)、タイヤが空転すると、私は無意識にブレーキと「クラッチ」を踏んでしまう事が判明。プリウスの左ペダルはサイドブレーキ。結果、無意識にパーキングブレーキを掛けてしまっているので、「なぜアクセルを踏んでも発車できないのか?」という状況が数回発生しました。他にも同じ構造の車がありますが、レンタカーで借りるとしばしば慌てる事がありますね。あれは慣れが要るなぁというところ。
サイドと違って掛かってるかどうかが直接目で見えにくく、実態としてブレーキのON/OFF状態はインジケーター表示を確認するしか無いというのは、安全面から見てもちょっと引っかかります。まぁ慣れればどうという事は無いと思いますが、その点はAQUA、FIT共にサイドブレーキレバー仕様なので安心かもしれない。
で、帰宅してSERAに乗ったら、あまりの軽快さに大感激。車重900kgの1.3Lクラスの車体に110馬力の1500CCエンジンというパワーウェイトレシオ(以下P/W比と略記)が生み出す、この軽さ、引き回しの良さはやはり素晴らしい。
と言うことで、再び次期マイカーについて悩むわけですが。
AQUAはどうかなぁ・・・車重が1050kgと150kg増なのにエンジンは74馬力と35馬力以上の減、今の約2/3のパワーしか無い事になる。ただしモーターが低回転域で61馬力あるので、初期加速のトルク発生にはモーターが支配的に寄与すると考えるならば、やはりちょっと期待できそう。
でも今回のPRIUSで雪道走行にかなりの心労を感じたので、少々ハイブリッドシステムに懸念が。
モータだけで始動する場合、どれくらいのアクセルの踏み込みで、どれくらいのトルクがかかるのか、そのへんの感覚を掴まないといけないかもしれません。
マニュアル車だとクラッチの繋ぎ加減で自分が掛けようと思うトルクを掛けられるのでその辺は自在なんだけど・・・でもまぁ、その話をしたらAT車全ての問題かもしれませんな。
さて、ここでFIT-HVを見ると、車重1130kgとセラよりも実に230kgの増。今の車に満員乗車した場合に匹敵する重量が本体のみの重量という事になる。AQUAと比べても80kgも重い。
ここにエンジンが88馬力でSERAより20馬力以上の減少、モーターも14馬力しかないので、物理的なP/W比を考えるとどうしても加速は鈍くなるはず。これが今の車に比べて加速と引き回しがイマイチな印象を生じさせているのだろうと推測するところ。でもシートアレンジとか、収納の良さとか、スカイルーフ仕様がある事とか、それ以外の部分が物凄く自分の嗜好にマッチしているので、こちらを採用しないという決断には至らずと。
ああ、でも雪道に関してはFITの重量増は気になるか・・・。重い=大きな始動トルクとそれに対応できるタイヤのグリップが必要=小さいタイヤの車だと雪道・凍結路での始動や坂で空転するリスクが高くなる。という図式を想像するに、やはり心配は心配。少なくともSERAよりもスタックしやすい事は意識する必要がありそう。
とは言え、まぁ雪道を走るのはそれこそ年に数回なので、タイヤチェーンを積むとか、スリップ防止シートを常備するとか、対策を打てば実用上はなんとかなるか。
ついでメモで後の自分検索用に記載しておくと、最小回転半径はAQUAが4.8m、FIT-HVは4.9m。SERAの4.6mに比べるとそれぞれ20cm、30cmの増になる。狭い道での切り返しとかはどちらを選んでも今より少々面倒になりますな。
燃料タンク容量はセラの40Lに対してAQUAは36L、FIT-HVが42L。こういうところもAQUAは軽量化、燃費向上の一環で詰められているのかもしれませんな。
そして、最近のSERAの燃費は地元駅までの送迎で往復4km、東京方面への比較的都市部の走行で数十km程度の運転が多いためか、東北に居た頃はリッター17kmくらい走っていたのが調子よく走っても12kmくらい、ちょっと渋滞にハマったりすると10kmくらいの燃費になってる事が統計的に判明。買い換える車は都市部でリッター20kmくらい走って欲しいけど、その可能性があるのはAQUAの方かな。口コミではだいたいリッター20km〜25kmくらい出てるみたい。FIT-HVは重量増も相まってリッター16km〜20kmくらいのようです。自分のセコい走りを考慮するに、FITでも18kmくらいは走ってくれるかなぁと期待するところでありますな。
しかし、口コミサイトのAQUAのネガティブキャンペーンが酷いこと。初期のレポートでは、どう見ても非エコ運転してるとしか思えない数字ばかりが出ていたような気がしますが、最近は随分レポートが増えて、より現実的な数字が出てきているような気がしますね。
まぁ個人的には実態は10モード燃費の半分くらいという印象を持っているので、だいたい合ってるのかもしれません。
と言うことで、値段、燃費、運転の楽しさ、利便性と、微妙にあちらを取ればこちらが立たない感じになっていて、自分の中でのFIT-HV vs AQUAの葛藤はまだ終わる気配を見せません。プリウス運転してみたら尚更どっちがいいか分からなくなってきてしまった。むむむ。
やはり、AQUAを運転してみたいですな。早くレンタカーで借りれるようになって欲しいなぁ・・・乗ってみてAQUAに惚れるか否かで決まる気がする。試乗じゃなくて、レンタカーでじっくり走って決めたいと思います。はい。