代理闘争に明け暮れ!3

こちら、至極フツーの 航空ファン・サラリーマンの駄文日記帳で御座います。m(_ _)m

DUAL-SIM、APNがひっかかったかぁ…

iPhoneがデュアルSIMに対応したということで、データ通信には今まで使ってたサブ回線のOCNの音声通話対応SIMを使用して、通話とOCNが繋がりにくい時間帯はメイン回線のDOCOMOのSIMを使えば便利じゃん?

…という事で2台のスマホに分かれていたアプリやサービスをiPhoneにほぼほぼ統合して、いざSIMを2つ生かす…というのをやってみたところ、罠がありました。

iPhone格安SIMを使う場合はAPN構成プロファイルをインストールして接続するわけですが、OCNのSIM1枚で使っていた時はOCNのプロファイルを入れて普通に使えていました。

DOCOMOのSIMを入れてみたところ、ちゃんと2枚のSIMを認識して電話回線やモバイル通信の設定もそれぞれ可能で使い分け設定もできました。

さて、これで1台で2回線使い分けできてとても便利。と思ったものの、以下の症状が判明。

1:OCNの電話番号、DOCOMOの電話番号とも通話の発信はできる。
2:OCNの電話番号は着信できるが、DOCOMOの電話番号が着信しない(電源が入っていないか電波が届かない…というアナウンスになる)。
3:データ通信はOCNのSIMを選択すると通信可能。
4:データ通信にDOCOMOのSIMを選択すると通信できない。

つまり、DOCOMOの電話番号から通話発信はできるが、それ以外の通信が不能になっていることが判明。

まさかと思い、OCNのAPNプロファイルを削除したところ、DOCOMOは普通に使えるようになり、当然APNが削除されたOCNの方は通話も含め完全に通信不能になりました。

なるほど、通信回線は2回線持てるものの、それぞれの回線ごとにAPNが設定できるわけではないということか。

しかもOCNはDOCOMOの回線を使うMVNOなのでiPhoneデフォルトのDOCOMO回線の設定をAPNプロファイルで上書きするわけで、そりゃぁデフォルトのDOCOMO回線には繋がらないよ…という結果のようです。

そうかぁ…メインキャリアのSIMはAPNプロファイル設定は不要なのでそのまま繋がり、OCNのSIMはAPNプロファイル側のアクセスポイントに繋がってくれるものと思い込んでいたのですがそこはできないという結果のようですね。

それにしても、せめて電話の着信ができれば通話用の回線としてDOCOMOのSIMも入れておいても良いかもしれないけど、発信しかできないのでは電話として意味がない。ということでとりあえず2回線を1台にまとめるのは断念。

これを回避するには…おそらくOCN回線をAPN設定が不要な別の通信事業者に切り替えてSIMごとにiPhone内臓のプロファイルが動作するようにするしかないかなぁ…

一応au系列の格安SIMも調べてみたけど、UQモバイルは旧型のiPhoneならばプロファイル無しで使えるけど最新か一世代前くらいの端末ではAPNプロファイル設定が必要になっているので使えないことを確認。

SBかAUか、いっそDOCOMOに切り替えてデフォルトで2回線動作するようにするのがベストか…

いやいや、それでは格安SIMにした意味が無くなってしまい本末転倒というやつか。それ以前に3大キャリアはSIMだけでは売ってないもんな。むむむ。

という事でiPhoneのDUALSIM利用は動作条件が厳し過ぎて事実上不可能ということで、今まで通り2台持ちで使う方向となりました。

ぐんにょり。